精密機械の輸送(特に船便で)する際には、輸送時の温度変化に伴う湿気から発生する錆を防ぐ必要があります。
輸送時の錆のリスクを軽減するために、通常「バリヤ梱包」（製品をシートで覆い真空に近い状態にした上で梱包する方法）をご提案しています。
コストを優先した一般的な防湿シート（防湿バリヤ材）は、素材が薄く、機械のエッジ等で破れてしまい現地到着時に錆が発生してしまっている場合がありました。
そこで自社にて、高い防湿性と強度を保ちながら低コストの防湿バリヤ材の開発に着手しました。
海外メーカーと共に何度も試作を重ねた結果、基準をクリアしたシート原反の開発に成功しました。
加工工程の一部を国内の協力工場で担う事で高品質で低価格な防湿バリヤ材「スーパーバリヤ匠」を実現しました。
開発から約30年、コストダウンや品質改良を重ね、多くの梱包会社様からご愛顧いただいております。